世間のイメージとして警備員と言えば男性の仕事、というイメージが根強いのではないでしょうか。実際現場で働いている方も男性の方が多いのがこの業界です。しかし近年では女性警備員の活躍も多く、女性にしかできない大切な役割を果たす現場もたくさんあります。本記事では女性警備員が強みを活かせる現場についてご紹介します。※本記事では性差について触れますがあくまで一般論や傾向を元に記したものであり特定の個人を指す意図は無く、弊社の判断とは一切関係ございませんので予めご了承下さい。
目次
女性警備員の強みとは?
①コミュニケーションのとりやすさ
警備員は担当現場の警備を行うことが主な仕事ですが、通行人や施設を利用される方々とのコミュニケーションをとるのも大切な業務の一つです。女性の方が優しく、物腰が柔らかいイメージを抱く方も多いので、通行人の方も道を尋ねたりする際に話しかけやすいでしょう。
②警備員側からの対応のしやすさ
どんな現場にもトラブルが全くないというとそうではありません。例えば通行人の方が体調を崩されるなど緊急対応が必要な場合、女性警備員ならスムーズに声をかけやすいでしょう。子供や女性、高齢者の方々にとっては特に女性の方が安心しやすい傾向が見られます。
女性警備員の今
①警備会社が女性を採用したい理由
女性警備員がいることでクレームやトラブルが発生しにくい効果があります。柔軟な対応ができたり、威圧感を和らげることができるからでしょう。また女性警備員でないとできない女性のお客様への身体検査や持ち物検査などの現場もあります。
②女性警備員の割合は増加している
警察庁が発表している『令和2年における警備業の概況』によると、警備員数は58万8364人で前年よりも2万に近くが増加しています。またこのうち女性警備員は3万9532人と全警備員数の6.7%を占めています。前年より5000人近く増加しており、警備員全体も女性警備員も増加傾向にあります。
女性警備員が活躍しやすい現場とは?
①案内業務や誘導業務
具体的には花火大会やコンサート会場などのイベント警備で女性警備員の強みが発揮されます。イベントでは子供や高齢者、またアルコールで酔っ払っている方や地方からくる方など様々な方が訪れ、イレギュラーも多い現場ですが、女性警備員ならそこでより柔軟な対応が可能です。この女性ならではの特徴は交通整理や工事現場の警備でも活躍するところです。
②大型商業施設やレジャー施設
大型施設やレジャー施設になると女性トイレや授乳室など女性でなければ立ち入りが難しい場所があります。そこに案内したり、もしも何かあればすぐに駆けつけられる女性は必要不可欠でしょう。またホテルやオフィスビルでは違和感を和らげ、清潔で柔らかな印象を与えるため、イメージアップとして女性警備員を起用するところも多いのです。
③ボディチェックなど人と近くなる現場
警備会社が女性を採用したい理由でも取り上げましたが、女性に向けて身体検査や持ち物検査を実施する場合はむしろ女性警備員でないと問題になってしまう場合もあるので、女性ならではの現場とも言えるでしょう。
女性警備員の活躍と会社選びのポイント
このように女性ならではの現場があったり、女性の雰囲気を上手く利用してイメージアップになるような現場配置があったりと警備業界では女性警備員の需要がどんどん高まっています。女性が警備をするにあたって大切にしてほしいポイントは「体力的に問題がないか」「不規則な勤務時間に対応できるか」「研修や待遇は充実しているか」という3点です。やはり男性と比べると体力面で差が出てきてしまいます。そんなところを補えるように研修や待遇がどれだけ充実しているのか、現場配置をうまくしてもらえるのか、というところが会社選びをする上で大切になります。自分にあった警備会社を見極め、長く続けられる仕事を選びましょう。
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