警備活用コラム

『警備員指導教育責任者』ってどんな資格?

資格が無くてもお仕事が出来る警備員ですが、警備会社の求人には「警備員指導責任者」の資格保有者の募集を見かけることも。本記事では「警備員指導責任者」とは具体的どのような資格なのか?どのような仕事が出来るのか?また資格取得までの流れを説明します。

目次

警備員指導教育責任者ってなに?

「警備員指導責任者」とは簡単に説明すると、現場で働く警備員に指揮命令を出したり、指導するなど、現場を統括する役割を持ちます。

どんな時に使う資格?

1号警備(施設警備業務・保安警備業務・機械警備業務など)

2号警備(交通誘導警備業務・雑踏警備業務など)

3号警備(輸送警備業務など)

4号警備(身辺警備業務・緊急通報サービスなど)

※以前は『警備員指導教育責任者資格』という資格を1つ保有することによって、1号~4号の業務全てについて、指導・教育を行うことができましたが、平成17年11月21日に施行された改正業法において、各警備業務区分ごとに分割されました。

 

試験の内容について

受験資格

以下の1〜5のいずれかを満たしている場合は受験が可能です。

1.受講する警備区分の業務について、最近5年間に通算3年以上従事している方
2.受講する警備区分の警備業務検定 1 級の合格証明書の交付を受けた方
3.受講する警備区分の警備業務検定 2 級の合格証明書の交付を受けてから1年以上継続してその区分の業務に従事している方
4.受講する警備区分の旧検定1級に合格している方
5.受講する警備区分の旧検定2級に合格した後、1年以上継続してその区分の業務に従事している方

※一般社団法人東京都警備業協会より引用

講習と試験の内容

試験内容は決められた時間講習を受け、講習最終日に実施されるテストを元に合否がわかるというものです。講習の内容については新規で資格取得をする人の新規取得講習、すでに資格を所有しているが追加で資格を取得する人の追加取得講習があります。また講習区分ごとに内容と講習期間が異なり、一号警備→7日間 / 二号警備、三号警備→6日間 / 四号警備→5日間となっています。

1.受講料

受講料は各区分ごとに異なります。

一号警備→47,000円
二号警備、三号警備→38,000円
四号警備→24,000円

となっています。

2.試験の難易度

資格試験合格は受験者の8割程度と言われています。難易度は都道府県ごとに差があるものの試験の合格率は7割〜9割とそれほど難しくはありません。教本や資料などがありますので、何度も読み返し復習し、確実に合格をゲットしましょう!

 

こんな人にオススメ

警備の業界は区分ごとで仕事が決まっているため、一号警備の資格のみを取得している場合は他の区分の警備員指導責任者では資格をまた別に取得する必要があります。どんどん知識を増やしてキャリアアップ、収入アップにつなげたい方にオススメの資格です!

 

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